モバイル決済
モバイル決済について解説しています。導入をご検討中の方はぜひ参考にしてみて下さい。
モバイル決済を導入すべき業種とは?
POSレジを設置するスペースがない店舗や、決済サービスを簡単に導入したい事業者におすすめです。
通常のクレジット決済の場合だと、クレジットカード会社に支払っている手数料が約5%のところがほとんど。
一方、モバイル決済の決済手数料は3.5%と安くなっています。導入する際に高い端末を購入する必要はありません。カードリーダーやPOSレジを安くレンタルしている決済代行サービス会社が多くあります。初期費用や月学費が安いので、気軽にモバイル決済を導入することが可能です。
モバイル決済のシェア率
インターネットで商品やデジタルコンテンツを購入した方の決済方法について調べたアンケートによると、クレジットでの支払いの割合が63.0%もありました。そのため、クレジットで支払えるモバイル決済を導入する会社も少なくありません。
また、従来の端末だとクレジット情報の送受信を行なうための専用の回線を契約する必要がありましたが、モバイル決済はインターネットがなくても利用できます。
最近では、モバイル決済を利用する割合が高い中国人観光客を獲得するために、モバイル決済を徐々に導入する店舗が多いそうです。
モバイル決済の種類とは?
モバイル決済には3つの種類があります。
1つ目はモバイルPOS決済です。店舗に置いているスマホやタブレットに取り付いている専用のリーダーで支払いができます。専用のリーダーにクレジットカードを通すと、決済完了です。
2つ目はスマホアプリ決済。バーコードやQRコードをスマホに表示させ、コンビ二のPOSレジで読み取ってもらうことで決済することが可能です。あらかじめスマホに専用のアプリをインストールする必要があります。
3つ目はApple PayやAndroid Payなどの決済方法です。モバイル端末に埋め込まれたICチップによって決済できます。
モバイル決済(モバイルPOS決済)のメリット・デメリット
メリット
カード決済手数料が安い
モバイル決済の種類の1つ「POS決済」の手数料は、業種や店舗の規模によって異なりますが、およそ5%で設定されています。しかし、POS決済のカード決済手数料は3%前後と比較的安い傾向にあり、業種や店舗の規模関係なく一律に設定されているので、安い決済手数料で導入が可能です。
初期費用や月額費用が発生しない
従来のカード決済システムでは、カード決済端末の設置費用や手続き費用が発生しますが、モバイルPOS決済は初期費用や月額費用はかかりません。モバイルPOS決済サービスを導入する際は、専用のカードリーダーの代金が全額キャッシュバックされるキャンペーンと頻繁に行われているので、すでにモバイル端末を持っている方は実質無料なので導入するのにあまり負担がかからないと言えるでしょう。
入金サイクルが速い
モバイルPOS決済は、従来のカード決済システムより速いのが特徴です。従来のカード決済では、1ヶ月分の売上金を翌月に入金するのが一般的でしたが、モバイルPOSでは最短で翌日、おそくても2週間前後で売上金を受け取れます。
デメリット
途上審査が厳しい
モバイルPOS決済は申込時の加盟店審査は従来のカード決済システムよりも通りやすくなっていますが、そのかわりにトラブルなく利用できているかの「途上審査」を厳格に行われています。途上審査に落ちてしまうとクレジット決済を受けることができなくなるリスクがあります。もちろん、普通に利用していれば何の問題もありませんが、不正行為が疑われると中止にされる恐れがあることは認識しておいてください。
モバイル決済(モバイルPOS決済)の仕組み
決済の流れは以下の通りです。
- 店舗のモバイル端末のイヤホンジャックにカードリーダーを接続
- モバイル端末に商品代金を入力
- モバイル端末に接続されえたカードリーダーにクレジットカードを読み込ませる
- サインまたは暗証番号を入力し、決済手続きは完了
消費者としてはクレジットカードを店舗に渡すことなく、クレジットカード決済が可能です。カード情報を抜き取られるスキミング被害にあう確率を減らせます。なぜなら、端末で読み取られたカード情報は暗号化されて送受信されるので、カード情報や個人情報は店頭端末に残らない仕組みになっているからです。
日本でサービスを提供している会社は、Square・楽天(楽天ペイ)・リクルートペイメント(Airペイ)などがあります。
モバイル決済(Square)の導入方法・流れ
ステップ1:アカウント登録
はじめにSquareの公式サイトからアカウントを登録し、メールアドレスの入力やパスワードの設定を行います。その際に、利用規約の禁止項目は最低限チェックしておきましょう。
ステップ2:店舗名・住所・電話番号などを設定
業種や店舗名、店舗住所などの必要事項を記入します。店舗名は、カード利用者の取引明細書に表示されるので、正確に入力しましょう。
ステップ3:カードリーダーを購入
登録が終わるとカードリーダーの注文画面が表示されます。いつでも注文が可能なので、「あとで注文する」を選んでも問題ありません。注文した場合は5~7営業日ほどで届きます。
ステップ4:Square POSレジアプリのダウンロード
SquareのPOSレジアプリをダウンロードします。SquarePOSレジアプリやカードリーダーは、基本的にiOSやAndroidにも対応していますが、プリンターによってはAndroidに対応していないものもあるので注意が必要です。
ステップ5:テスト決済
Squareリーダー(カードリーダー)が届いて、アプリのインストールも終えたら、次はテスト決済を行います。テスト決済は以下の4種類です。
- Squareリーダー(カードリーダー)でカード情報を読み取る
- カード情報を手入力
- Square 請求書でテスト決済
- ブラウザ決済
ステップ6:JCB決済の申請
JCB・Diners Club・Discoverカード取り扱いは、JCBによる審査が必要です。業種によって許可証・免許などの書類が求められるケースもあります。
ステップ7:キャッシュバック申請
テスト決済から10日以内にSquareからキャッシュバックの申請メールが届くので、申請フォームに必要事項を入力。申請から7日以内にキャッシュバック適用確定の連絡が届き、翌月末に銀行に入金されます。
導入体験記
ミッケラー東京(飲食店)
以前、別の飲食店で働いていたとき、忙しい時間帯に他社製品のレジがトラブルにより使用できなくなりました。お客さんをかなり待たせて迷惑をかけてしまうことに。現在の職場ではPOSレジを導入したことでトラブルがほぼなくなり、会計もスムーズになりました。
お店の中はテクノロジーを感じさせないデザインを意識していますが、見えないところではテクノロジーをフル活用。月額費用もないのでほんとうに助かっています。
また、キャッシュレスによって現金に触れずに済むので、衛生的にも良くなりました。売上管理もすぐに確認できとても便利ですよ。
オオギ薬局
個人的にキャッシュレス派だったので、スマートな決済手段の導入を考えていました。クレジット決済・POSレジに加え、会計ソフトと連携することで、閉店と同時にその日の売上が自動的に完了。すぐに売上データを確認でき、業務量の削減にもつながっています。また、レジスターを置く必要がないので、スペースを有効活用できたことも大きなメリット。何よりも導入コストがかからないのが一番の魅力です。また、少しずつ機能がアップデートされていくのもありがたいですね。
モバイル決済に対応している決済代行会社とは?
こちらでは、モバイル決済に対応している会社をそれぞれ詳しく解説しています。
おすすめ決済代行会社5選
マックスコネクト
顧客が使用しているモバイル端末からクレジットで支払いができるマックスコネクト。専用のURLを開き、カード決済時にカード情報や必要情報を入力することでクレジット決済ができるサービスを用意しています。
24時間いつでもモバイル端末で簡単に決済ができるため、ECサイトやネットショップなどを運営している会社で導入されているサービスです。
対応しているモバイル決済の種類
要問合せ
ペイジェント
ペイジェントではiPhoneやiPadなどのApple端末で、支払いができるサービスを用意しています。決済時はクレジットカードの番号や名前の入力が不要で、ouch IDやFace IDで済ませることが可能です。そのため、顧客にとってのユーザビリティをアップさせることができます。
対応しているモバイル決済の種類
- Apple Pay
電算システム
電算システムのモバイル決済は、コンビニ収納時の振込票を使うことで、自宅にいながら支払いできるサービスです。まず、他の決済代行サービス会社にはないオリジナルのサービスで、振込票にあるバーコードやQRコードを読み取ることで決済画面にアクセス。
次に表示される決算画面にクレジットカード情報入力することで、決済完了です。
対応しているモバイル決済の種類
- スマホアプリ決済
GMOペイメントゲートウェイ
GMOペイメントゲートウェイではApple Payや、Google Payによるモバイル決済の代行サービスを行なっています。一度登録すれば面倒なクレジットカード情報の入力が簡単にでき、利用しやすくなるのが特徴です。
また、モバイル決済以外にも通常のクレジット決済やコンビニ決済などの代行サービスも利用できます。
対応しているモバイル決済の種類
- Apple Pay
- Google Pay
ルミーズ
ルミーズはiPhone・iPadにアプリをインストールし、 専用カードリーダーを接続するだけで決済できる方法を用意しています。クレジットだけではなく、電子マネーでの支払いも可能です。
さらに初期導入費用は0円とオトク。手数料が3.2~3.5%を安いのも魅力の決済代行サービス会社です。
対応しているモバイル決済の種類
- モバイルPOS決済
その他のおすすめ決済代行会社
ウェルネット
モバイル決済の対応なし
イーコンテクスト
モバイル決済の対応なし
J-payment
モバイル決済の対応なし
ベリトランス
ベリトランスは、さまざまな決済方法を一括に導入できる「VeriTrans3G」を用意しています。電子決済に関するサービスを得意としている会社です。
ZEUS
モバイルPOS決済サービスが利用できるZEUS。クレジットカード決済端末機や、POSレジを豊富に用意しています。
ソフトバンク・ペイメント・サービス
有名なソフトバンクグループの一つであるソフトバンク・ペイメント・サービス。GooglePayで簡単にモバイル決済することが可能です。
ネットプロテクションズ
モバイル決済の対応なし
三菱UFJニコス
モバイル決済の対応なし
ヤマトフィナンシャル
商品の配達時に、代金引換ができるヤマトフィナンシャル。65店舗以上の事業者が導入している実績を持っています。
テレコムクレジット
モバイル決済の対応なし
佐川フィナンシャル
モバイル決済の対応なし
ビジネスラリアート
三井住友銀行での決済ができるビジネスラリアート。モバイル決済だけではなく、コンビニ決済や電子マネー決済なども取り扱っている決済代行サービス会社です。
みずほファクター(旧:日通キャピタルe-決済サービス)
モバイル決済の対応なし
みずほファクター(旧:日通キャピタルe-決済サービス)について詳しくみる
ロボットペイメント(旧:クラウドペイメント)
設置型とモバイル型のPOSレジを利用できるロボットペイメント。手数料が低く、リーズナブルなのが特徴です。
ロボットペイメント(旧:クラウドペイメント)について詳しくみる
サイバーソース
モバイル決済の対応なし
インターネットペイメントサービス
モバイル決済の対応なし
ASJペイメント
モバイル決済の対応なし
エフレジ
モバイル決済の対応なし
ソニーペイメントサービス(スマートリンク)
モバイル決済の対応なし
ソニーペイメントサービス(スマートリンク)について詳しくみる
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審査に通りやすく、海外決済時のセキュリティーも万全 | 海外の通貨に対応できる便利で分かりやすいシステム | 国内での導入実績が豊富!さまざまなニーズへ柔軟に対応 |
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マックスコネクト | グローバルペイメント | ペイジェント |
引用元:マックスコネクトの公式HP(https://maxconnect.co.jp/) |
引用元:グローバルペイメントの公式HP(https://www.globalpayment.co.jp/) |
引用元:ペイジェントの公式HP(https://www.paygent.co.jp/) |
会社名:マックスコネクト株式会社 所在地:東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2F |
会社名:グローバルペイメント株式会社 所在地:東京都港区麻布台2-3-22 一乗寺ビル2F |
会社名:株式会社ペイジェント 所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ26F |
審査に通りやすく、海外決済時のセキュリティーも万全 |
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マックスコネクト |
引用元:マックスコネクトの公式HP(https://maxconnect.co.jp/) |
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引用元:グローバルペイメントの公式HP(https://www.globalpayment.co.jp) |
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ペイジェント |
引用元:ペイジェントの公式HP(https://www.paygent.co.jp/) |